マメ科のヒメナエアという広葉樹の樹脂が、何千万年という長い年月の間に硬化した、樹脂の化石。
熱に弱く、約250~300度で芳香を放ちながら溶解します。 主な原産地は、ドミニカ共和国・メキシコ他中米・中南米・東欧諸国。
マメ科のヒメナエアという広葉樹の樹脂が、何千万年という長い年月の間に硬化した、樹脂の化石。
熱に弱く、約250~300度で芳香を放ちながら溶解します。 主な原産地は、ドミニカ共和国・メキシコ他中米・中南米・東欧諸国。
情熱の中の冷静さ
・硬度:2~2.5
・比重:1.05~1.096
・成分:基本的に C10H16O + H2S
・色:金色、薄茶金色、薄緑色 など
コンクパール、ラリマーと並んで、カリブの三大宝石と呼ばれています。「鉱物」ではなくて「有機物」で、植物の樹脂が固まったものです。通常の白熱灯の下では黄褐色をしているのですが、ひとたび太陽光線や紫外線、ブラックライトを浴びると様相は一転し、幻想的な青色を帯びます。その青色にも薄いもの、濃いもの、緑色っぽいもの、と様々な色合いがあるようです。
通常の状態でも、黒い服や布の上では青く発光しているのがわかります。通常の琥珀のうち、数%の割合で産出される、幻の琥珀です。産出量も少ないため、かなり高額に取引されているのが現状です。
このブルーアンバーも、かつては偽モノが横行した時期がありました。約3000万年前、ドロっとした樹液がそのままクリアなままで、またあるときは一部に当時の植物の種子や葉を、あるときは昆虫類を巻き込みながら樹脂化しました。高額なだけに、人工的に偽モノブルーアンバーが大量に生産されたことがあります。原産国のドミニカ国内において加工され、それが特産品として街で販売されていたそうです。プラスチックに虫を入れて加工するという、とても粗悪なものでしたが、観光客は見分けがつかず、かくして偽モノが横行することになります。
今では厳しく管理されているそうで、そこまでの粗悪品を目にすることはあまりありません。また、粉々になったアンバーを固めて、別のアンバーとして作成されるものもあります。これは比較的多く市場に出回っているようです。
文献によると、体の部位別パワーストーンの効果として、「アンバー」は甲状腺とかかわりがあるようです。甲状腺は大切なホルモンに関する場所ですね、甲状腺の病気は女性が多くかかるそうです。そういえばラリマーもホルモンに関係する石だとか。女性にはとてもうれしいですね。
マニアなほど人気が高いブルーアンバー。当初はラリマーを欲しいといわれていたのに、ブルーアンバーを手にとられた瞬間、もう手放せなくなった、といわれる方が大勢いらっしゃいます。皆さんにお聞きしてみますと、のど、首関係が不調のことが多い、とのこと。どんな石が有益なのか、体はよく知っているのかもわかりませんね。
また、ブルーアンバーは、第六感に作用するといわれています。直観力が磨かれ、進む道がスムーズになるでしょう。
当店のブルーアンバーを手にした多くの方々が、「あ、呼吸している」と言われます。石ではなく、有機物ですから、呼吸が感じられるのもなんとなくわかるような気がします。自分の中の邪を大きく吐き出し、清さを大きく吸う・・・・。ブルーアンバーを身に付けると、心身の深呼吸のサイクルが大きくなるのかもわかりません。